tracking pixel
News on your favorite shows, specials & more!

レポート:大阪コミコン 2025 セレブステージ総括 ー 大阪がハリウッドに染まった3日間

ニコラス・ケイジの初参加、ウソップ役サプライズ登場、マッツのファンサ祭りなど濃密メインステージレポ

By: May. 13, 2025
レポート:大阪コミコン 2025 セレブステージ総括 ー 大阪がハリウッドに染まった3日間  Image
Enter Your Email to Unlock This Article

Plus, get the best of BroadwayWorld delivered to your inbox, and unlimited access to our editorial content across the globe.




Existing user? Just click login.

大阪コミコン 2025:2016年から開催されている"東京コミコン"の大阪版として、2023年より毎年ゴールデンウィークに開催されている、アメコミ、映画、ポップ・カルチャーの一大祭典。第3回目となる今年はニコラス・ケイジ氏(『ゴーストライダー』等)、新田真剣佑氏(『ONE PIECE』等)、エドワード・ファーロング氏(『ターミネーター2』等)、エミリー・ラッド氏(『ONE PIECE』等)、サン・カン氏(「ワイルド・スピード」シリーズ等)、マッツ・ミケルセン氏(『ライオン・キング:ムファサ』等)、ヒュー・ダンシー氏(『ハンニバル』等)、ダニエル・ローガン氏(『スターウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』等)、クリスティーナ・リッチ氏(「アダムス・ファミリー」シリーズ等)、ビル・スカルスガルド氏(『IT/イット』シリーズ等)ら10名の豪華セレブが参加。ステージイベントやサイン会・撮影会を通じてファンと交流を行った。また、メインMCを中丸雄一氏とIMALU氏が、PR大使をNMB48が務めた。こちらでは三日間のメインステージの様子のダイジェストをお届けする。



*大阪コミコン 2025の未公開写真はこちらをチェック!→ instagram / X
随時更新予定なのでフォローがおすすめ!

目次

Ⅰ. オープニングセレモニー
Ⅱ. ニコラス・ケイジ(セレブ・ステージ)
Ⅲ. 実写『ONE PIECE』新田真剣佑 & エミリー・ラッド(セレブ・ステージ)
Ⅳ. グランドフィナーレ
Ⅴ. “東京コミコン 2025”開催決定アンカー


. オープニングセレモニー
レポート:大阪コミコン 2025 セレブステージ総括 ー 大阪がハリウッドに染まった3日間  Image
オープニングに登壇した9名の来日セレブ

5月2日、大阪コミコン 2025の開幕を華々しく告げるオープニングセレモニーがインテックス大阪で開催された。豪華セレブが一堂に会する激レアステージには、開演前から多くのファンが詰めかけ、満員の場内を熱気で包んだ。

まずステージに姿を見せたのは、今年のメインMCを務める中丸雄一とIMALUの二人。復帰後初の公の場に姿を見せた中丸は、「東京コミコンの初回から毎年欠かさず参加している友人がいる」と紹介し、コミコンへの思い入れを語った。

.

レポート:大阪コミコン 2025 セレブステージ総括 ー 大阪がハリウッドに染まった3日間  Image
サン・カン

そして、いよいよ本イベントの目玉である海外セレブたちがステージに集結。最初に登場したのは、ダニエル・ローガン。「大好き大阪!コミコン開催します!」と日本語で開幕を宣言すると、続々とセレブたちがステージに登壇した。

エドワード・ファーロングは「大阪、元気?たくさんいるねー!」と投げキッス。愛らしい笑顔で手を振るエミリー・ラッドは「”こんにちは、エミリーです。よろしくお願いします”」と流暢な日本語で挨拶。さらにクリスティーナ・リッチは「ハ~イ、大阪!来られて嬉しいです」と喜びを露わに。サン・カンは「またみなさんに日本で会えて嬉しい」とコメント。続けてビル・スカルスガルドは「“こんにちは、大阪!”お招きいただきありがとうございます」と深々とお辞儀。

レポート:大阪コミコン 2025 セレブステージ総括 ー 大阪がハリウッドに染まった3日間  Image
クリスティーナ・リッチ、ビル・スカルスガルド

ヒュー・ダンシーは「お呼びいただき光栄です。素晴らしい週末にしましょう!」と力強くコメント。最後にマッツ・ミケルセンが大きく手を振り投げキッスで登場。「”こんにちは。”みなさんの顔、見えていますよ!」と、それぞれが割れんばかりの歓声に笑顔とファンサービスで応じた。

その後、恒例となった鏡開きが行われ、続いて大量のサイン入りTシャツがランチャーによって観客席に向かって打ち込まれるというサプライズ演出も。最初から最後まで熱狂の渦に包まれ、まさに大阪コミコンの幕開けにふさわしい盛大なステージとなった。アンカー


Ⅱ. ニコラス・ケイジ(セレブ・ステージ)レポート:大阪コミコン 2025 セレブステージ総括 ー 大阪がハリウッドに染まった3日間  Image

ハリウッドの名優ニコラス・ケイジが、大阪コミコン2日目のセレブ・ステージに登場。主演作『リービング・ラスベガス』でアカデミー賞を受賞し、『フェイス/オフ』や『ナショナル・トレジャー』シリーズ、さらには『ゴーストライダー』などのコミック原作作品でも知られる彼は、世界的な人気と実績を誇る俳優である。

この日のステージでは、彼の作品の吹替を数多く担当してきた声優・大塚明夫も司会を務めた。大塚が登場すると、会場からは大歓声。続いて「”おはようございます!”」と活気に満ちたニコラスが登場。温かい拍手と歓声に包まれ、慣れたお辞儀で「”ありがとうございます”」と、満面の笑みで観客に応えた。

まずは日本のファンへ一言と、自作の”うどんの歌”を披露し、会場からは笑いの渦が。さらに今回初めて日本でコミコンに参加した理由を聞かれると、「私の妻は日本人ですし、この国で恋に落ちました。三池崇史監督、是枝裕和監督、役所広司さんのような素晴らしい才能がいる国に、映画人、親日家として来ることができて嬉しい」と語った。

過去の代表作について話が及ぶと、「『フェイス/オフ』は自分でもお気に入りの作品で、続編について話が出てきている」と明かし、「『ナショナル・トレジャー3』も、もしかしたら近々脚本が届くかもしれない」と、ファンが心待ちにしている続編への期待を抱かせた。

また、幅広い役を演じることでも有名な彼は、作品選びについて尋ねられると、「一番大切にしているのは、自分のこれまでの経験をその役に活かせるのか。あとは監督が自分の新たな一面を見出してくれるのかが重要です」と答えた。

レポート:大阪コミコン 2025 セレブステージ総括 ー 大阪がハリウッドに染まった3日間  Image
談笑するニコラス、大塚明夫、中丸雄一

そしてコミックの話になると、自分の芸名の由来はマーベル・コミックの”ルーク・ケイジ”だと明かし、自身が演じた『ゴーストライダー』については、「ラスベガスのスロットマシーンに採用されそうになったが、彼は悪の力で善を成そうとするキャラクターなのでキッパリと断ったよ」と語った。

さらに、近年出演が発表された『スパイダーマン・ノワール』については、「詳細は口止めされているが、素晴らしい作品になる」と語り、「撮影現場でも楽しい時間を過ごした」と、その手応えをにじませた。

日本のポップカルチャーイベントへの初参加にも関わらず、終始リラックスした様子でステージを楽しみ、集まったファンとの温かい交流を繰り広げた。短い時間ながら、彼の誠実な人柄とスターとしての風格が、会場全体を魅了していた。アンカー


. 実写『ONE PIECE』新田真剣佑 & エミリー・ラッド(セレブ・ステージ)

レポート:大阪コミコン 2025 セレブステージ総括 ー 大阪がハリウッドに染まった3日間  Image

大阪コミコン 2025の最終日、最初のステージを飾ったのは、実写版『ONE PIECE』ゾロ役・新田真剣佑とナミ役・エミリー・ラッドによるクロストーク形式のスペシャルステージ。多くの観客が詰めかけた会場では、「麦わら帽子を同時に被った人数」でギネス世界記録への挑戦も行われ、朝から特別な盛り上がりを見せた。

登壇したエミリーは、「『ONE PIECE』は日本の皆さんにとって大切なものであると理解していますし、私にとっても特別なもの。その経験を皆さんと共有できたことが夢のようです」と語り、観客に笑顔を向けた。また、MCから日本語の上達ぶりを褒められると、「”まだまだです。勉強中です、がんばります”」と流暢な日本語で答えた。

一方、新田は日本人の礼儀正しさについて言及し、「日本の方々はとにかくおしとやかで礼儀正しくて、強引にシャツを脱がしてきたりとかしない」とユーモアを交えながら、母国の国民性を誇らしげに語った。

レポート:大阪コミコン 2025 セレブステージ総括 ー 大阪がハリウッドに染まった3日間  Image
サプライズ登場したウソップ役 ジェイコブ(左)

実写化作品への出演が続く新田は、「キャラクターへのリスペクトを忘れず、“真剣佑”をあまり出さないようにしている」と語り、とりわけ人気キャラクターを演じる際には「キャラクターのファンの方に受け入れてもらえなかったらどうしようとか…」と不安な心情を吐露。その上で「キャラクターのベストな形を持っていって、皆さんに気に入ってもらえるようがんばっています」と語り、強いプレッシャーと向き合いながらも、誠実に役と向き合う姿勢を示した。

そして、なんと『ONE PIECE』でウソップ役を演じたジェイコブ・ロメロがサプライズで登壇。エミリーと新田の二人から直接誘われて駆けつけたというジェイコブは、「サプライズさせてくれてありがとう」と観客へ笑顔を見せた。キャスト同士の信頼と友情が垣間見えるまさかの一幕に、ファンの心は大いに打たれ、歓声と拍手に包まれた。

「もっと時間があれば」と別れを惜しむエミリーと、「みんなももう友達だよ」と観客に語りかけるジェイコブの姿を最後にステージは幕を閉じた。終始、”麦わらの一味”の絆を感じるあたたかいひとときとなった。アンカー


. グランドフィナーレ
レポート:大阪コミコン 2025 セレブステージ総括 ー 大阪がハリウッドに染まった3日間  Image
©2025 Osaka comic con All rights reserved.

3日間にわたり熱気に包まれた「大阪コミコン 2025」のメインステージを締めくくったのは、セレブが一堂に会するグランドフィナーレ。全日程を通じてファンと共に歩んできた出演者たちが再集結し、まさに祭典の掉尾を飾るにふさわしい豪華なステージが展開された。

今回初めてメインMCを務めた中丸雄一とIMALUは、「コスプレイヤーの皆さんもすばらしかった」と来場者への深い感謝を述べた。PR大使としてイベントを支えたNMB48も登壇。「3日間、コミコンという世界観に完全に飲みこまれました。魅力的でワクワクするイベントに参加させていただき、本当に幸せでした」と振り返り、喜びと感謝を噛みしめた。

その後、拍手と歓声に包まれながら、海外から来日したセレブたちが次々とステージに登場。それぞれがファンへの感謝を口にし、場内の熱気は最高潮に達した。

レポート:大阪コミコン 2025 セレブステージ総括 ー 大阪がハリウッドに染まった3日間  Image
ファンサービスで応える来日セレブたち

ダニエル・ローガンは「”大阪コミコン、ありがとう!会いましょう、東京コミコン!”」と日本語で再会を誓った。エドワード・ファーロングは「みなさん最高でした、”ありがとう。”すばらしい時間を過ごせました」と投げキッス。

エミリー・ラッドは「”大阪、全部ありがとうございました!めっちゃ楽しかった!ありがとう!”」と完璧な日本語で挨拶。新田真剣佑は「Osaka, thank you very much! このすごいメンバーの中に立ってるのが申し訳ないです。また来年も来られるようにがんばります」と恐縮しつつも、再来日の意欲を見せた。

クリスティーナ・リッチは「大阪、”ありがとう。”皆さんに会えて、すばらしい時間でした」と振り返り、ヒュー・ダンシーは「日本にまた戻ってこられて、本当に嬉しかったです。”どうもありがとうございます”」と丁寧に挨拶。

レポート:大阪コミコン 2025 セレブステージ総括 ー 大阪がハリウッドに染まった3日間  Image
ランチャーを構えるマッツ・ミケルセン

マッツ・ミケルセンは「コミコンも、日本も、日本の人々も、食べ物も大好きです。またすぐに来日したい」と笑顔で再訪を誓った。そしてラストを飾ったニコラス・ケイジは、「”こんばんは!お疲れ様です、ありがとうございます。さよなら、また会いましょう!”」とオール日本語で呼びかけ、観客の歓声を一身に浴びた。

フィナーレの終盤では、大阪コミコンから新たに導入された名物企画”サイン入りTシャツのランチャータイム”が実施され、セレブたちが次々とTシャツを観客席へ向けて発射。ステージと客席が一体となって盛り上がる、コミコンらしいダイナミックなフィナーレが展開された。

そして最後は、中丸とIMALUの「またお会いしましょう!」という呼びかけとともに、金のテープが一斉に放たれ、3日間にわたる大阪コミコン 2025は大盛況のうちに幕を閉じた。アンカー


. “東京コミコン 2025”開催決定
レポート:大阪コミコン 2025 セレブステージ総括 ー 大阪がハリウッドに染まった3日間  Image
コミコンSPメドレーを披露するアバンギャルディ

最終日の夕刻にはアバンギャルディによるスペシャルステージや、PR大使でもあるNMB48のライブパフォーマンスも行われ、三日間にわたり熱狂と興奮に包まれた大阪コミコン 2025は、盛大な盛り上がりの中で幕を閉じた。大阪・関西万博の開催で熱気に満ちる大阪の街を、さらなるエンターテインメントの力で彩った本イベントは、国内外のファンに鮮烈な印象を残したに違いない。次なる開催地となる東京コミコン 2025(2025年12月5日~12月7日開催)への期待も、今後ますます高まっていくだろう。

.

.


Photo Credit :[Ayaka Ozaki]


〈オススメ関連記事〉

インタビュー: 新田 真剣佑【東京コミコン 2023アンバサダー】
特集:来日スター11名勢揃い!大阪コミコン2024 グランドフィナーレ
特集:豪華来日スター9名が集結!大阪コミコン 2024 オープニングセレモニー
特集: 実写ゾロ【新田 真剣佑】東京コミコン 2023 グランドフィナーレ
特集:マーベル『ロキ』キャスト生対談!【トムヒVSソフィア】大阪コミコン2024 セレブ・ステージ
特集:爆発的ヒット作『ウォーキング・デッド』俳優が語る撮影秘話【ノーマン・リーダス】大阪コミコン 2024 セレブ・ステージ
特集:バック・トゥ・ザ・フューチャー4に前向き!【ドクvsビフ】大阪コミコン 2024 セレブ・ステージ
公演レポート: 亀梨和也『INSIDE 23 EXPERIMENT NO.0』
独占インタビュー:上田竜也(KAT-TUN) 、主演舞台「AFTER LIFE」への想い
特集:堂本光一主演『SHOCK』が世界でもっと評価されるべき5つの理由
特集:WE ARE! Let's get the party STARTO!!で見えたアイドル14組の魅力を徹底解説
レポート:MTV Video Music Awards Japan 2025 ('VMAJ')
特集:御堂筋ランウェイ2024 & 大阪・光の饗宴2024開宴式
独占インタビュー: 'ディズニー·レジェンド'アラン·メンケン
公演レポート:東京ディズニーランド 新ナイトタイムエンターテイメント「REACH FOR THE STARS」
特集:徹底解説!ユニバーサル・クールジャパン 10周年の全貌
インタビュー:人気ドラマ『グリー』出演マシュー・モリソンが日本で『シカゴ』デビュー
公演レポート: JIN AKANISHI 10TH ANNIVERSARY LIVE 2023 国立代々木競技場第一体育館にて
公演レポート:JOURNEY FREEDOM TOUR JAPAN 2024

Comments

To post a comment, you must register and login.

TFCA Image

Best Touring Production - Live Standings

Hadestown - 10%
Wicked - 8%
Hamilton - 7%
Vote Now!
00
Days
00
Hours
00
Minutes
00
Seconds

Videos

OSZAR »